2010年10月31日日曜日

日本一の”鮎”を愛でる会!

31Octobre,2010.
年一回のお楽しみ!
私事ですが、関西・中部のワイン仲間と今年も”落ち鮎ワイン会”を
本日31日(日)に日帰りで楽しんで参りました。
岐阜・河原町・泉屋さんに13時集合、
岐阜駅北口からタクシーで10分ほどの長良川沿いにあります。

例年10人弱の会ですが今回、鮎10年ぶりの不漁で、
飛び切りの鮎が少なく、4名での会となりました。
本日のワインです。
左から、ロワール・トゥーレーヌの銘酒
クロ ロシュ ブランシュ06年
Ch.ラ ラギューヌ66年
Ch.ラネッサン66年

鮎にボルドー古酒?と思われるでしょうが^^
これが凄いんです^^
鮎のはらわたと綺麗にマリアージュ致します!
泉屋さんで最近設置された「ピザ釜」
泉屋さんのご主人と、神戸の伝説のシェフ
元、”ジャンムーラン”の美木グランシェフ
備長炭で炙られる、郡上八幡で有名な郡上川の落ち鮎
30~40分かけ丁寧に焼き上げられます。
前菜です。
右上の”鮎熟れずし”とロワールのソーヴィニヨン ブランが◎!
美しく焼きあがった郡上川の落ち鮎
ふわっとした触感が飛び切りです^^
ここで、Ch.ラ ラギューヌ66年の登場です。
こちらの焼きの技術にはいつも驚愕いたします。
表面がカリッ!中がフワッ!
はらわたと、練れた古酒が素晴らしいハーモニーを奏でます^^
お次は、和良川の落ち鮎!
小ぶりですが、旨味の凝縮感は正に横綱!
ラ ラギューヌがどんどん進んでしまいます(^^;
お次は、馬瀬川の逸品!
素晴らしい旨味!
ここで、Ch.ラネッサン66年登場!
ラ ラギューヌに負けない綺麗な旨味を持った飛び切りの逸品!
旨すぎます^^
長良川・木曽川の上流に空前絶後の鮎が生息しています。
秀逸なカナッペ!
ワインをサービスしていて聞き逃しましたが、
多分、郡上川の落ち鮎飴焼き
甘さは甘さ(うまさ)です^^
清流にしか生息しない、味女(あじめ)ドジョウ焼き
こちらは、味女どじょうの唐揚げ!
上部は、美木グランシェフが添えてくれた、子持ちの断面。
旨味の乗ったピッツァ!
鮎だし&金華ハムの究極スープの
鮎ラーメン!
これでもか!という、”鮎雑炊”
特別誂えのスイーツ!
山椒のソルベ(右上)が
上がりきったテンションを優しくクールダウンしてくれました。
素晴らしいワイン仲間とのひと時が、
帰国以来の疲れを癒してくれました。
正に至福の時!
明日からまた元気に働けます^^
皆様有難うございました!!!
ワイン達にも大感謝です^^

2010年10月28日木曜日

日本を代表する美容院"ichi"の石井社長ご夫妻の食卓

10月23日(土)開催、仏鳩ワイン会は
(右のリンクからご覧下さい)→
25Octobre,2010.
いまや、NYからも注目される日本を代表する美容室
そのカリスマ経営者の石井社長ご夫妻に
お越しいただきました。
先日ご予約のお電話を頂き、
「前回と違うアプローチで、楽しませてください」
とのリクエスト。
その時すぐに浮かんだのが、Dom Perignon'90!!!
20年の時を経て、熟成の第二段階に入ったところ
10年前の溌剌した旨味に、深み奥行きが加わるが、
未だシャンピニオンはちょっとだけの顔見世。
(ここに、マロンが加わると、また凄いんです^^)
ご来店頂き、乾杯!
今まで、ボルドー銘酒赤、ブルゴーニュ銘酒赤そして白を
色々お召し上がり頂き、今回の”シャンパーニュのみで通す”趣旨をお聞き頂く。
今日の「ワイン殿下」Dom Perignon'90のリリース時から、
今そして、10年後~30年後の姿の予想をさせて頂き、
本日のお料理のご紹介を・・・

オードヴル
厚岸湾牡蠣&鰯、自家製スモーク
パリパリパルメジャーノ
エゾ鹿コンソメロワイヤル
新潟産天然きのこ
裏紅布袋しめじ
ナラ茸天ぷら

フランス産”鳩”シャンパーニュ煮

十勝狩猟物”エゾ鹿”ばら肉コンソメ煮
モリーユ添え

フランス農家製チーズ
ラングル ド シャンパーニュ
サンフェリシアン
コンテ

花里さんちの”さつまいも”モンブラン



前菜の新潟産天然きのこ2種の
美味しさにご夫妻とも驚かれていました。
又コンソメロワイヤルとのマリアージュもお気に入り頂きました。

ポル ロジェで煮込んだフランス鳩は、
やや温度の上がったDom Perignon'90との
ハーモニーにご満悦でした^^

エゾ鹿のコンソメ煮ご提供の際、
ロブマイヤーフルートに加え、リーデルブルゴーニュ赤用でも
お楽しみいただきますと、貪欲な石井社長は、
グラスを試しながら、この時点では、こっち、
今はこれ、とグラスでの味わいの違いを楽しまれておりました。

石井社長:「今後も、ボルドー、ブルゴーニュ赤白、
そしてそれに加え、シャンパーニュの逸品も
楽しませてください。」

toratanu:「大変うれしいお言葉、有難うございます^^」





















2010年10月10日日曜日

究極の和食とワイン

某所にて、究極の和食とワインを楽しむ。
本日のワイン殿下・・・
Taittinger Comte de Champagne Blanc de Blancs'88
Meursault 1er Cru Les Genevrieres'01Maison Michel Coutoux
Clos des Lambrays'90
コント ド シャンパーニュ ブラン ド ブラン88年
濃密で煙草の香る、やや過熟気味の逸品。
当日持ち込ませて頂いた為、スタートの温度はやや高め
しかし、長野県相木村産の極上松茸と合わせると
異常なるマリアージュ。
過熟で、隠れている酸を引き出し構成を上方修正^^
甘味の有り方が、穴子の押し寿司と良い感じ^^
これでもか!という松茸茶碗蒸し
上がった温度とジャストの相性
シャンパーニュに、ジュヌヴリエールを伴走させる。
河豚と芽葱とシャルドネ2種
天草の一本釣り天然鰻白焼き
山葵とシャルドネ2種も当然素晴らしいが、
山椒を合わせ、クロ デ ランブレ90年もオツ^^
クロ デ ランブレ90年は、思いのほか優しく、
モレ サン ドニの銘酒らしい、優しいフランボワーズの極み
樽香と香ばしい蒲焼がマリアージュ!
好みでは、前回合わせたビルカール サルモン ロゼ95年
との相性に凱歌をあげたい。
本日のベストマリアージュ!
相木産!松茸の七輪炭火焼きと
コント ド シャンパーニュ ブラン ド ブラン88年!
シャンブレされたこのワイン殿下と、松茸のオーデコロンが
異常なる絡み合い!
松茸の究極の楽しみ方は、究極のブラン ド ブランに有り!
Taittinger Collection'81
Krug Clos des Mesnil'81
それと・・・
美食の悩みは尽きません(^^;