2011年11月30日水曜日

SPワイン会:新潟・潟東産!無双網猟物”野鴨”ワイン会

毎年冬の極上の楽しみの最たるものの一つ
新潟・潟東産!無双網猟物
”野鴨”!
この飛び切りの素材に真摯に向き合い
焼きの技術を駆使し、ジャストの火入れで
(ロゼでは火が入り過ぎ)
飛び切りの赤ワインソースで屠る!
正に幸せのひと時
今晩のワインのラインナップは・・・

Pol Roger 3L
Chevalier Montrachet Les Demoiselle'95Domaine Louis Latour
Corton Les Pougets'90Domaine Louis Jadot
Charmes Chambertin'78Maison Louis Jadot
Pommard Tete de Cuvee'49Maison Sichel
Grands Echezeaux'64Maison Antonin Rodet

Option
Chassagne Montrachet Les Morgeots'84Domaine Jean Noel Gagnard
Pommard 1er Cru Les Rugiens'45Maison Grivelet


本日のお料理たち

健康野菜のジュレ
サロマ湖産牡蠣スモーク
函館産帆立貝ソテー
モン・サン・ミッシェル産ムール貝ワイン蒸し
函館産平目ブールブラン
野鴨腿肉スモーク
野鴨レバー、砂肝スモーク
野鴨ポトフ
炭で炙られる野鴨
(バトー ド カナール)
船に見立ててバトー ド カナールですね^^
これぞ!焼きの技です。
野鴨胸肉の炙り焼き 赤ワインソース
フランス農家製チーズ
サンフェリシアン
ブリー ド モー
モンドール
お食事は、サロマ湖牡蠣炊き込みご飯
野鴨スープ、漬物
木苺のムース

本日ご参加の皆様方のご意見を・・・
都内から初めてご参加頂いた、
上田様、瀧澤様カップル様
上田様:グラン ゼシェゾー64年、野鴨の炙り焼きをお気に入り頂き、
「初参加でしたが、来て良かったです。」
瀧澤様:ポマール49年をお気に入り頂き、
「ポトフ最高でした。」
「料理もワインも本当おいしかったです。単品はもちろんですが、
マリアージュがすばらしかったです。ワイン初心者ですが
これからもっと勉強して、知識を深めようと思いました。
楽しかったです。またぜひ参加させて頂きます。」

松本様、重城様、青柳様、小竹様です。

松本様:「78年生まれなので、やはり78年!」
「初めてこの様な白ワインを飲みました!」
「野鴨の炙り焼きが特に素晴らしく、お腹一杯になりました!!」

重城様:「どれも本日最高のワインではないかと飲みすすめ、
すべてが今飲んでいるのがサイコーでした。
こんな風にグレードの高いワインを次への期待以上に
想像以上って云わせるのは凄すぎです。
白もすごく美味で、赤もどれも美味、でもさすがグラン クリュ。
う~ん、49年・・・どっちかなー悩む・・・グラン クリュ・・・」
「すごかった。キターッって感じがさいごのさいごまで続いて
さいごに見せつけられた。まだまだあるよっとさりげなく大胆に。
やばいでしょこの出し方、セレクト、味、値段。
大満足です。細部にまでこだわって。幸せでした!」

青柳様:グラン ゼシェゾー64年、鴨の炙り焼きをお気に入り頂き、
「グラン ゼシェゾーは久々に感動レベルに近いものでした。」

小竹様:「64グラン ゼシェゾーは完全なピークでおいしかった!!
しかし49ポマールの枯れた味の方が好みです。
昨年より今年の鴨の方が濃くて赤ワインに合う!
ジビエを超える鴨ですね。」
「ポトフも焼きも美味しい!スモークはやや塩がきつかったです。」

田口様ご兄弟様です。

お兄様:グラン ゼシェゾー64年、野鴨炙り焼きをお気に入り頂き、
「野鴨料理すべて、出たワインすべて美味しかった。」

弟様:①オプションのポマール リュジアン45年
②グラン ゼシェゾー64年
「49年のポマールにグラン ゼシェゾーが負けるかと思ったが
とんでもないことでした。しかし又、その上を行く45年ポマール リュジアンでした。」
「毎回美味しいワインに料理、本日の野鴨は今まで食べたことがない。
今までで最高の気分です。大満足です。」

吉川様、北村様です。

吉川様:グラン ゼシェゾー64年と野鴨炙り焼きをお気に入り頂き、
「ソースがワインとのマリアージュを一層引き立てました。
また切り身が大きかったので、噛み応えがあり、
”ムシャムシャ”肉が味わえた。短角牛ステーキ同様に
お肉は”ムシャムシャ”が良いですね。
鴨のスープ美味しかったです!
このスープに軟骨入りつみれが入ったら、
一品になりますね!」

北村様:「グラン ゼシェゾーにノックアウトされました!
素晴らしい果実味。」
「野鴨炙り焼き、又食べきに来ます!」

森田様、富井様、水谷様です。

森田様:「どのワインも素晴らしかったですが、
78年から49年とあんだけ上がり、
64年グラン ゼシェゾーがさらに上を行ったのが
びっくりでした。オプションのシャサーニュ84年、
ポマール45年はいうことなしの味わいでした。」
「本日のお料理どれも素晴らしかったですが、
野鴨炙り焼きは2011年でNo1の肉でした。」
「本日も美味しいワインと料理で有難うございました。」

富井様:「野鴨炙り焼きとグラン ゼシェゾー素晴らしかったです
今年一番のお肉でした。」

水谷様:64年グラン ゼシェゾー 驚きの甘さ・・干し葡萄の香り若い
95年ドゥモワゼル やっぱり大好きです
「長生きするために毎年”野鴨”には来ます。
嫌がらずに笑顔で迎えてくださいませ。」

佐藤様ご夫妻です。

ご主人:シャルム78年・・バランスが良くまだまだ長熟しそうですね!
ポマール49年・・60年以上経っているとは思えません!素晴らしいです!!
シャサーニュモルジョ84年・・クレームブリュレのような濃厚な香り!美味しいです!
ポマール リュジアン45年・・これぞ古酒!強烈な鉄分(生肉のような)を感じます!!
野鴨炙り焼き・・焼きが最高です!どの赤とも良く合いました!!

奥様:ワインはどれも素晴らしい。
一番は決められませんが、お料理が全体的にレベルアップした気がします。
野鴨の炙り焼きは最高でした。

芝田様ご夫妻です。

ご主人:「野鴨毎年楽しみにしています。」
「ワインのレベルが大変高かった。」

奥様:「どれも素晴らしかった。」

ご参加頂きました皆様、本日も大変有難うございました。
素晴らしいコメントの数々とても恐縮です。
安定した品質で皆様方に感動頂けますよう
スタッフ一同更なる努力を致してまいります。
本当に有難うございました!




2011年11月21日月曜日

極上ワイン会:世紀のグランダム垂直&ルソー色々

今回の極上ワイン会は、
ヴーヴ クリコ グランダムの偉大な当たり年垂直、
そしてアルマン ルソー色々です。

本日のラインナップ・・・
Veuve Clicquot La Grande Dame'90
Veuve Clicquot La Grande Dame'88
Batard Montrachet'95Maison Louis Jadot
Charmes Chambertin'89Maison Camille Giroud
Gevrey Chambertin 1er Cru Clos St.Jacques'89Domaine Armand Rousseau
Chambertin'97Domaine Armand Rousseau

Veuve Clicquot La Grande Dame'90
ミッシェル ドヴァス著「世紀のワイン」に選出された逸品
グラスをのぞくと繊細な”泡リング”が可憐
巨大なミネラル、ブリオッシュ、ラノリン、アカシヤ蜜、
やや時間を置くとフランボワーズタルト、
含むと香りと同じフランボワーズタルトを頬張った感じ^^
美しい酸、アウターには手強い岩のミネラル
豊満なイメージを持つ90年物のシャンパーニュではなく
後最低十年は瓶熟させたい感じ
Veuve Clicquot La Grande Dame'88
やや強いイエローゴールド
極繊細な泡粒
ミネラル蜂蜜、小さい赤い実の完熟果実
色同様の熟れた蜜を発散している

喉の奥で感じる、力強い濃厚な蜜
美味しいカヌレ、ハニーブリオッシュ、
アフターの厚みで偉大さが理解できる。

20年をやや超え、今正に絶頂!
Batard Montrachet'95Maison Louis Jadot
95年にしてはやや淡い色調
重くゆったりした脚
未だ若いレモン風味のラノリン
色調通りのやや希薄なブーケ
ミネラルの強さからブラインドだと”CC”と答えそう^^
含むとジワッと熱を出すように主張する。
そのジワジワ感がやはりCCっぽい。
中々手強い硬さがある辛口の切れ上がり
 Charmes Chambertin'89Maison Camille Giroud
縁の錆色が飲み頃サイン
オレンジを帯びた淡いガーネット色が美しい
完熟ピノの、砂糖大根煮、木苺のコンポート
ハニーライクで魅力的なブーケ
甘草が主張するこの村の良いワイン^^
ミドル級の王のワイン!
この造り手は!
Gevrey Chambertin 1er Cru Clos St.Jacques'89Domaine Armand Rousseau
シャルム89年よりやや淡い色調
しかし甘草の香りはより強い
また圧倒的な凝縮感があり、野武士の存在感
ハッとするほどジューシーで、豊満なアルコール
圧倒的な存在感
やはりこの畑は極特別な1級畑
Chambertin'97Domaine Armand Rousseau
画像よりも若く生き生きした未だルビー色が覗える。
襲いかかる様なシャンベルタンノーズ
フツフツと煮えたぎるような躍動感を感じる
含むと暴れるようなミネラルが支配
ミュールのオードヴィーが口中を満たす

本日のお料理・・・
厚岸産牡蠣 3変化
レモンと胡椒の香り
軽くワイン蒸し香草風味
クロムスキ リッチなタルタルで
toratanuスペシャリテ盛合せ
ジビエのリエット
フランス産フレッシュ ジロールのソテー
コンタン サラダ添え

仏・モンサンミッシェル産!ムール貝 クリームスープ

仏・ランド産!マグレ鴨のポワレ 赤ワインソース

フランス農家製チーズ
暖かい魚介スープの稲庭うどん
ガトーショコラ 木苺ソルベ添え

ご参加頂きました皆様、有難うございました。
偉大なグラン ダーム垂直は、全員の皆様が
88年に軍配を上げておられました。
あの”豊満な蜜”には敢え無いですね^^

しかし・・・3時間後は逆転していました。
90年の方が2年差以上の奥行きがあったようです。
こんなところも”ワインの楽しさ”ですねっ!^^

本日の赤の前座、シャルム シャンベルタン89年カミーユ ジルーですが、
実は・・・アルマン ルソーからの買い付けなのです^^
皆様一口召し上がり、「納得!」されておりました。
こちらも楽しい対決でした^^

さて、次回の極上ワイン会ですが・・・
toratanu異変!
次回はイタリアを中心に、
ガヤのバルバレスコ コスタ ルッシ95年を前座に、
バルバレスコ ソリ サン ロレンツォ89年/86年/83年
の垂直を中心にお楽しみ頂きます^^
お料理は、”丹波の猪”です。