2013年12月26日木曜日

気狂いワイン会の皆様の12月会!

毎月持ち寄りワイン会をお楽しみ頂く、
”気狂いワイン会”の皆様の12月会!
いつもにも増し、豪華ラインナップです^^!
 Krug Clos du Mesnil1981
Corton Charlemagne2001Domaine Louis Latour
Montrachet2003Maison Henri Boillot
Chevalier Montrachet1981Maison Louis Jadot
Clos de Vougeot1990Domaine Jean Grivot
Clos de Vougeot1985Maison Remoissenet
Chambolle Musigny 1er Cru Les Charmes1978Maison Camille Giroud
メイン料理素材、ダンドー ド ブレス(ブレス産七面鳥)のこんがり焼き上がり!!
 ランスで造られる手吹きグラス”ラ マルヌ グラン ブラン”の中身は、
クリュッグ クロ デュ メニル1981年
32年目にして、未だゴシック様式の厳しさを誇示する
スーパーシャンパーニュ!
”ラ マルヌ グラン ブラン”の中で3時間、
酒質がどんどん向上しました^^
室温に馴染んだ32歳の驚愕の美酒は
トロトロでマニアを蕩けさせます^^
 
ブラインドで出展されたLLCC01年、
閉じてしたせいか?
ニュイの白、シャブリ等、近づいた方はいらっしゃいませんでした。
でも、ブランドは楽しいですね^^

猛暑のためフランスで死者が出た2003年、
そんな難しい年に、アンリ ボワヨは良い仕事をしました。
シャンブレ後グラスの中で、その究極のバランスを主張してくれました。
 
ルイ ジャドのネゴシャン物のシュヴァリエ モンラッシェ1981年!
あと数年で最終系のカフェの芳香がでる一歩手前
ブル白としては小さな年ですが、素晴らしい熟成感です^^
 
赤3種は近年の^^大当たり年3種!
1990/1985/1978
いずれもワイン会で圧倒的なメインを張れる極上酒、
まさに万華鏡の楽しみですね。
”気狂いワイン会”の皆様本年も有難うございました!!!!!
 
 


toratanuレア!ワイン会スペシャル会特別編12月会

ダンドー ド ブレス(ブレス産七面鳥)ワイン会
 
フランスのAOC(原産地統制名称法)認定の鷄には
4種類あって・・・
プーレ ド ブレス(ブレスの若鶏)
プーラール ド ブレス(肥育した雌鶏)
シャポン ド ブレス(肥育した雄鶏)
ダンドー ド ブレス(ブレスの七面鳥)
となっております。
ブレス鶏の美味しさは、toratanuレア!”ワイン会スペシャル会の
常連素材ですので、皆様よくご存知ですが、
”七面鳥”は如何でしょうか?
一般的に七面鳥のイメージは、身がバサバサで・・・!
というネガティヴなイメージが大勢を占めるのではないでしょうか?
 
しかし・・・このブレスの七面鳥は空前絶後の旨さです!
身はしっとりとジューシーで、圧倒的な旨みが自慢です。
流石、フランスのAOC鶏!と納得できます。
 
では本日のワイン殿下をご紹介致します。
ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ マグナム(1.5L)
ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ レ ルフェール1992年メゾン ルイ ラトゥール
シャブリ グラン クリュ ヴォーデジール1990年ドメーヌ ジャン モロー
バタール モンラッシェ1989年ドメーヌ カイヨ
バタール モンラッシェ1982年メゾン ルイ ジャド
エシェゾー デュ ドゥシュ1990年ドメーヌ ジャイエ ジル
ダンドー ド ブレスに照準を合わせたラインアップです^^
 帆立のタルタル トリュフ風味
穴子のテリーヌ サフラン風味
益田漁港より特選!!”鰆”
マスタードの香るブールブラン 
 こんがりと焼き上がった”ダンドー ド ブレス”
 ブレス産”ダンドー”のロティ
栗のソテー添え
 農家製フロマージュ
 
ダンドーのスープらーめん(画像なし)
 
 特製!!ビュッシュ ド ノエル
 
 
2013年最後のワイン会でしたが、ご参加頂きました皆様、
有難うございました。
驚愕のスタンダードシャンパーニュ、ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ マグナムの後は、
 
美味しいオマケワイン!
ピュリニー モンラッシェ レ ルフェール1992年ルイ ラトゥール
90年代白最高の年92年らしい”美しく香る”佳酒でした。
 
中々手に入らない、20年超えのシャブリ グラン クリュ!
キンメリジャンの硬さが20年超えの時を経て
美しくほぐれ、芳醇無垢な味わいに!
 
ダンドー ド ブレスには、バタール モンラッシェの古酒を2種!
若いうちはタダ、こってり調のバタールですが、
20数年~30年越えの熟成を経て、
”しっとりダンドー”をしっかり受け止める懐の深さが
印象的でした。
 
又、〆のワインはジャイエー ジルのフラッグシップ、
エシェゾー デュ ドゥシュ1990年
飛び切りのグラン ゼシェゾーと見紛うほどの
深遠な香りをたたえた美酒でした。
 
皆様のお好みをお伺いすると、
ルイ ジャド1982年バタール モンラッシェ、
ジャイエ ジル1990年エシェゾー デュ ドゥシュ
に最も票が集まりました。
そして何といっても、ダンドー ド ブレスのしっとりした美味しさに
感動して頂きました^^!
 
2014年もレア!なワインで飛ばしてまいります。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
有難うございました!!!
 
 


2013年12月17日火曜日

toratanuレア!ワイン会スペシャル会12月会:”新潟・網獲り野鴨ワイン会”

”新潟・潟東産無双網猟物野鴨ワイン会”
 
毎年恒例の新潟・網獲り”野鴨”ワイン会
毎年獲られても、獲られても、DNAに新潟行きを擦り込まれている
鴨達は遥かシベリアからやってきます。
毎年狩猟解禁は11月15日、
通常鴨は散弾銃で仕留めますが、当たり所により・・・
可愛そうですが、獲物としては弾の当たりどころにより
肉の品質にかなり違いが出てしまいます。
 
しかし!網獲りの場合”身”が傷つくことなく
フランスで言う、「エトフェ(窒息鴨)」になりますので
大変香り高く、又滋味深く、極上のジビエとなります。
 
特に冬至の頃のものは、長旅の疲れを癒し、
美味しいコシヒカリをたっぷり食べ、太っておりますので、
”冬至鴨”と呼び特に珍重しています。
さて今年の鴨は!!!
本日のワイン殿下達・・・
ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ ジェロボーム(3L)
ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ レ クラヴォワヨン1996年ドメーヌ ルフレーヴ
ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ レ フォラティエール1995年ドメーヌ ルフレーヴ
ヴォルネ プルミエ クリュ レ サントノ1969年メゾン ニコラ ポテル
コルトン グラン クリュ レ ルナルド1969年ドメーヌ プランス フロラン ド メロード
 
本日のお料理達
 モン・サン・ミシェル産ムール貝の冷たいスープ
 ジビエのテリーヌ
 海の幸のパートブリック包み 香草風味ソース
新潟・潟東産無双網猟物”野鴨”胸肉ロティ
サルミ風赤ワインソース
 新潟・潟東産無双網猟物”野鴨”腿肉コンフィサラダ仕立て

 野鴨ガラスープのらーめん
苺のスープ ミント風味
 
ではご参加頂きました皆様のご感想をいくつか・・・
佐藤様ご夫妻、富井様です。
 
佐藤様:「コルトン'69・・・鴨とのマリアージュが素晴らしかったです!
魚も肉も火の入れ方がとても良かったです!
鴨が2種類食べることができて楽しかったです!!」
 永長様です。
 
永長様:「らーめん、スープ良かったです。
ムール貝スープも良かったです。
良かったです!感動しました。
キャンセル待ちで入れて下さって
本当にありがとうございました。」
 須藤様、森田様、平井様です。
 
森田様:「どのワインも気に入りましたが、
No1はCorton'69で、No2はPuligny Folatieres'95でした。
本日も素晴らしいワインをありがとうございました。
どの料理も美味しく頂きましたが、網獲り野鴨炭火焼は最高でした。
火入れも絶妙で言うことなしです。
そして鴨ラーメンも本当に素晴らしく甲乙付け難いです。
おかわりスープも絶品でした。
本当にありがとうございました。」
 吉川様です。
 
吉川様:「今日も美味しかったです。新潟とフランスソローニュと
両方食べましたが、バトーで焼いた新潟の方が好みです。」
 田中様です。
 
田中様:「Puligny Les Folatieres'95
Volnay 1er Cru Santenots'69
海の幸のパートブリック包み、野鴨炭火焼
おいしかったです。」
小田先生ご夫妻です。
 
小田先生:「すべて美味しかったので、飲んだ順に
PM1er1996、香り味わいとも酸味有りとても美味しい。
PM1er1995、完璧なシャルドネ!!理想型。
Volnay1er1969、優しくチャーミングなワイン。
Corton1969、濃密でエレガント、完璧!。」
大原先生ご夫妻、松尾先生です。
 
松尾先生:「魚の包料理を香草と食べた時の相性は、電撃的でした!
Volnay紅茶フレーヴァーとお肉最高Mariageでした。」
 
 
 
ご参加頂きました皆様、本日も有難うございました。
”バトー焼き”の網獲り野鴨、素晴らしいですね^^!
本日はピンポイントでマリアージュ勝負をかけましたが、
決まって!!ホッとしています^^
外観からは完璧でしたが、44歳のワイン殿下、
やはり一抹の不安はありました。
代替品の準備はしていましたが、不要でした^^
1969年は多分、20世紀中の7指の傑出ヴィンテージ!
ヴォルネ・ サントノは優しくエレガントに熟成し、ヴィンテージ・ダージリンの装い、
コルトンは、カフェの芳香が出る一歩前で、深遠なる美酒でした。
白のドメーヌ ルフレーヴ2種は、十数年経過し今やっと、”飲み出せる”状態。
本当の凄みが出るまで、後十数年必要ですね^^!
 
やはり飛び切りのワインを堪能していくには、健全な肉体が必要なようですね。
是非!来年も皆様健康にご留意頂き、
toratanuレア!ワイン会各種に、お付き合い頂ければ幸いです。
 
有難うございました!!!!
 


2013年12月11日水曜日

toratanuレア!ワイン会特別編:ソローニュ産プール フェザンワイン会

ソローニュ産プール フェザン(メスのキジ)ワイン会
 ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ マグナム(1.5L)
ピュリニー モンラッシェ1996年ドメーヌ ルフレーヴ
ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ レ フォラティエール1995年ドメーヌ ルフレーヴ
シャペル シャンベルタン1996年ドメーヌ フィリップ リヴェラ
ラトリシエール シャンベルタン1997年ドメーヌ フェヴレ
 スコットランド産ソーモン フュメ レフォール&とんぶり風味
 ジャンボン ペルシエ ブルゴーニュスタイル
 ホウボウのポシェ オレンジ風味のブールブラン
 ソローニュ産プール フェザン(メスのキジ)ロティ モリーユのソース
 農家製フロマージュ
 
 とろろご飯
 コーヒー風味プディング
 
ご参加頂きました皆様有難うございました!!!
ワイン飲みの為の冬のご馳走!
今回は、フランス・ソローニュ産”プール フェザン(メスのキジ)”をお楽しみ頂きました。
ハウスシャンパーニュ!ポル ロジェ マグナムで喉を潤して頂きました後、
白はドメーヌ ルフレーヴのヴィラージュ96年、
そしてプルミエ クリュ レ フォラティエール95年をご堪能頂きました。
十数年を経過ししっとりとした甘味が全開で、透明感のある純粋な旨みは
流石!シャルドネ世界一の称号に恥じない造りでした。
赤のシャンベルタン グラン・クリュ2種は、お好みが分かれましたが
フィリップ リヴェラ、フェヴレともに、これぞシャンベルタン特級という
”甘草の嵐”のような凄みを感じさせてくれました。
 
次回の特別編も趣向を凝らし望みます。
ご期待下さいませ。
 
有難うございました。








toratanu極上ワイン会:ヴォルネ サントノ垂直!!'78/'69/'66&ソローニュ産ピジョン ラミエ

ヴォルネ サントノ垂直!!'78/'69/'66&ソローニュ産ピジョン ラミエ
 
フランスのソローニュの森に生息する”ピジョン ラミエ(森鳩)”
この旬の素材が空輸にて大切に届けられます。
合わせるワインは・・・
ヴォルネ プルミエ クリュ サントノ'78/'69/'66メゾン ニコラ ポテル
ブルゴーニュ世紀のヴィンテージのそろい踏みです。
外観からも美しい熟成が窺われます^^
 本日のワインのラインアップ・・・
クリュッグ1998年
ムルソー プルミエ クリュ ペリエール1990年ドメーヌ ミッシェル アンポー
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドゥモワゼル1992年ドメーヌ ルイ ラトゥール
シュヴァリエ モンラッシェ1985年ドメーヌ ジャン シャルトロン
ヴォルネ プルミエ クリュ サントノ1978年メゾン ニコラ ポテル
ヴォルネ プルミエ クリュ サントノ1969年メゾン ニコラ ポテル
ヴォルネ プルミエ クリュ サントノ1966年メゾン ニコラ ポテル
 
クリュッグ1998年
ムルソー プルミエ クリュ ペリエール1990年ドメーヌ ミッシェル アンポー
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドゥモワゼル1992年ドメーヌ ルイ ラトゥール
シュヴァリエ モンラッシェ1985年ドメーヌ ジャン シャルトロン
ヴォルネ プルミエ クリュ サントノ1978年メゾン ニコラ ポテル
ヴォルネ プルミエ クリュ サントノ1969年メゾン ニコラ ポテル
ヴォルネ プルミエ クリュ サントノ1966年メゾン ニコラ ポテル
 
クリュッグ1998年(画像失念)
6時間前に抜栓しデカンタシオン!!
繊細な泡粒、美しく淡いイエローゴールド、
タンジェリンのコンポート、奥に蜜が見え隠れ。
ギュイ~~ンと引き絞るようミネラルがまるで舌を殴打するように襲いかかる
あまりにも若過ぎスタンバイにならない。
これをどこまで引っ張り上げられるか?
どこまでほぐせるか?!!
ムルソー プルミエ クリュ ペリエール1990年ドメーヌ ミッシェル アンポー
エッジにグリーンをたたえた透明感のある黄金色。
緊張感を伴うミネラル、たっぷりのミルフィーユ状の繊細な岩板、
奥ゆかしいラベンダーの蜜。
溢れ出るラノリンの芳香、舌が蜜で覆い尽くされる。
切れ味が鋭くシャープだが余韻の厚みは流石の造り!
 シュヴァリエ モンラッシェ レ ドゥモワゼル1992年ドメーヌ ルイ ラトゥール
らしい・・・たっぷりした、ネットリ感の伝わるゴールド色。
この偉大な大器晩成型の佳酒は20年程度では余りにも未熟で
閉じこもっている。グラスを揺らすと奥の方で蜜が呼応する。
テクニックを駆使する、しがいがあるワイン^^
今は蝋のような苦味を伴う。
あと3時間で激変する^^
 シュヴァリエ モンラッシェ1985年ドメーヌ ジャン シャルトロン
やや控えめなイエローゴールド、美しい熟成。
オレンジピールやグレープフルーツの繊細でスレンダーながら
奥に秘めた”芯”の強靭さを感じる。
時間とともに喘ぐようなゴロタ石からのミネラルに
蜜の甘さが加わっていく。心地よい余韻。
終始オレンジを感じる美酒。
エレガントなオレンジの騎士!
 ヴォルネ プルミエ クリュ サントノ1978年メゾン ニコラ ポテル
淡いガーネット色。エッジのオレンジ色が美しい。
スーボワ、クローヴ、茹で小豆、ヌガーの甘味、
含むと、フランボワーズのコンポートの甘味に
出汁系の旨みがかぶさる。
ヴィンテージのイメージよりスレンダーだが
すこぶる愛らしく、もう少しでカフェの芳香が出そう。
  ヴォルネ プルミエ クリュ サントノ1969年メゾン ニコラ ポテル
78年より幾分淡い色調。小さな赤い果実がフツフツと湧き上がる、小気味よい果実味。
果実味の艶やかさとスーボワの風味のギャップが複雑なニュアンスをもたらす。
時間とともに厚みを増し、よりジューシーに変身。
狸のサントノ!
  ヴォルネ プルミエ クリュ サントノ1966年メゾン ニコラ ポテル
69年よりさらに褪せた色調。しかし艶っぽく夕焼け色が美しい。
香りはハイインパクトで迫り来るパウンドケーキの
華やかな芳香がねっとりと甘く香る。
アプリコットのコンポートにカフェ掛け
  
極上会・忘年会おまけ^^
シャンベルタン クロ ド ベーズ1990年ドメーヌ フェヴレ
エッジにオレンジが浮かぶが、力強いガーネット。
極上会の〆は”甘草の嵐”!
 紋甲いかとキャヴィアのマリネ セロリの香りで
 ムール貝のテリーヌ ポワローとのアンサンブル
 鮃のポワレ トリュフソース
 フランス・ソローニュ産 ピジョン ラミエ ロティ サルミソース
 
 農家製フロマージュ
サロマ湖産牡蠣の炊き込みご飯
苺のグラタン
 ご参加頂きました皆様有難うございました!!
 2013年最後の極上ワイン会ご堪能頂けましたでしょうか?
 ワイン飲みの為の冬のご馳走!!
今回はフランスの”森鳩”をお楽しみ頂きました。
 森鳩の程良い野趣とヴォルネ サントノ古酒のネットリとした甘味、
旨みを増幅する出会いは口福に満ち溢れていました。
 
2014年も素材に徹底的にこだわり、それに相応しいワイン殿下の古酒をセレクトし、
皆様を魅了し尽くすことを真の目的と定め真摯に歩んでまいります。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
有難うございました!!!