2013年4月27日土曜日

極上ワイン会”至高のシャルドネ対決&シャンベルタン系90年飲み比べ!!!”

24Avril,13.
極上ワイン会”至高のシャルドネ対決&シャンベルタン系90年飲み比べ!!!”
 
今回の極上会のラインアップ・・・
ペリエ ジュエ フルール ド シャンパーニュ1995年
コルトン シャルルマーニュ1990年ドメーヌ ルイ ラトゥール
ムルソー ペリエール1989年ドメーヌ ピエール モレイ
シャルム シャンベルタン1990年メゾン モメサン
グリオット シャンベルタン1990年ドメーヌ フレデリック エスモナン
ラトリシエール シャンベルタン1990年ドメーヌ ロシニョール トラペ
ラトリシエール シャンベルタン1967年メゾン バシェイ デランド
 
ペリエ ジュエ フルール ド シャンパーニュ1995年
繊細に連なる泡、凛とした酸が食欲をそそる。
未だ溶け込みきれていない溌剌とした泡。
ツンと鼻を刺激するタンジェリンの酸と蜜。
荘厳なゴシック様式の厳しいミネラルが素敵だ。
コルトン シャルルマーニュ1990年ドメーヌ ルイ ラトゥール
誇らしげに黄金に輝き、トロリとした脚がゴージャスだ。
飛び切りの仔羊を頬張りたくなるようなラノリンの嵐。
心地よい苦味のアクセントがより食欲を増させる。
蜂蜜の魂を宿したワイン。
LL史上最強の作!!
ムルソー ペリエール1989年ドメーヌ ピエール モレイ
美しいイエローゴールド、卓越した輝り。
ミルフィーユ状の石灰岩から染み出た蜜。
これぞペリエールという品格。
繊細ながら圧倒的な存在感。
奏でるハープの独奏。
シャルム シャンベルタン1990年メゾン モメサン
中心は未だ深いガーネット色、
甘草の主張
干し草、フランボワーズのコンフィチュール
舌にまとわりつく粘性、純粋な旨み。
 グリオット シャンベルタン1990年ドメーヌ フレデリック エスモナン
縁に錆色が浮かぶ美しいガーネット。
スーボワにキルシュを振りまいたような、
大変美しい枯れ方。
小股の切れ上がった”見返り美人”
ラトリシエール シャンベルタン1990年ドメーヌ ロシニョール トラペ
前者2者より淡く枯れた色調ながら、とろりと太い脚。
オードヴィー ド フランボワーズの高貴な主張
父ルイ トラペより相続した至上の畑を
娘マドレーヌと夫ジャックがファーストヴィンテージで
成し得た傑作ラトリシエール。
ラトリシエール シャンベルタン1967年メゾン バシェイ デランド
黄昏・・・夕焼けを帯びたオレンジマホガニー
スーボワが全体を支配するが、
チャーミングな苺キャンディの余韻が愛らしい。
 
 
本日のお料理達・・・
フォワ・グラと帆立貝
ズッキーニのミルフィーユ仕立て
ブルターニュ産活ブルーオマールと
海の幸の冷たいコンソメ 胡瓜添え
益田漁港産天然平政 玉葱のピュレ添え
マイヨンヌ産プーレット
クール ダルモワーズのロティ
レフォール風味ソース
農家製チーズ
ゴルゴンゾーラ・ドルチェ、エポワッス、ピエダングロワ
特製つけ麺
紅茶風味のフルーツスープ
 
 
ご参加頂きました皆様有難うございました。
今回の極上ワイン会のトピックは二つあり、
ひとつは、コルトン シャルルマーニュとムルソー ペリエールの
各々ワイン人生の最高のピーク時の対決です。
ご参加の皆様のお好みは別れましたが、
圧倒的な存在感のコルトン シャルルマーニュ90年ルイ ラトゥールの蜂蜜の化身を
お選びの方、ムルソー ペリエール89年ピエール モレイのフィネスに
軍配を挙げられた方。
いずれ劣らぬ究極の白ワインでした。
 
もうひとつは、近年?^^最高の当たり年1990年のシャンベルタン系特級の
飲み比べです。
あくまでもしなやかで優しいシャルム シャンベルタン。
キュートで愛らしい野生のさくらんぼ!!グリオット シャンベルタン
シャンベルタンと地続きの偉大なテロワール!ラトリシエール シャンベルタン
この3種対決はラトリシエールに人気が集中していたようです。
 
今回もマニアの皆様にご堪能頂けたことと思います^^
有難うございました。
次回は、ミュジニ対決をメインにお楽しみ頂きます。
 
 


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