2013年8月27日火曜日

美しき!!ドルーアンワイン会

美しき!!ドルーアンワイン会
 
toratanuフランスワイン会ツアーのメイン訪問先の一軒で、
私toratanu自身がブルゴーニュ白に魂を奪われた^^
最初のキッカケになった造り手・・・ジョゼフ ドルーアン・・・
(因みにその白ワインは、ピュリニー モンラッシェ レ フォラティエールです。)
もう長いお付き合いとなります^^
30十数年です・・・。
このワイン会をリリースした6月、
ツアーでドルーアン社に訪問した際、フレデリック社長にこのワイン会のことを
話すと、大変驚かれ「飛んで行きたい!!^^」と喜ばれました^^
本日のワインのラインアップ・・・
ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ 3L
ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ ペリエール1992年メゾン ジョゼフ ドルーアン
ボーヌ プルミエ クリュ クロ デ ムーシュ ブラン1990年ドメーヌ ジョゼフ ドルーアン
ボーヌ プルミエ クリュ クロ デ ムーシュ ブラン1983年ドメーヌ ジョゼフ ドルーアン
シャンボール ミュジニ プルミエ クリュ レ ザムルーズ1981年ドメーヌ ドルーアン
 
ドルーアン社の白・赤の飲み頃古酒の贅沢会です^^!
 
本日のお料理達・・・
 夏野菜のエチュヴェ コリアンダー風味
 海の幸のメドレー 生うに風味のヴルーテ
 太刀魚のロティ 軽い生姜風味
 牛フィレ肉のコンソメ煮ポ・ト・フ仕立て
農家製フロマージュ
冷たい鯛茶漬け
赤ワイン風味のじゅん菜のスープ
 
 
では、ご参加頂きました皆様方のご感想をいくつか・・・
 大原先生、松尾先生です。
 
大原先生奥様:「やっぱりクロ デ ムーシュは素晴らしい!」
 
松尾先生:「美しき!!ドルーアンワイン会とは、素晴らしい命名ですネ。」
 小田先生ご夫妻です。
 
小田先生:「素晴らしい会でした。」
飲んだ順にコメントです。
*Pol Roger:いつも美味しいですが、今回特に「コク」がありました。
*Meursault Perrieres'92:ムルソーらしい酸味とオイル感があり、
バランス素晴らしい。やはりムルソーはペリエール。
*Beaune Clos de Mouches'90:カラメル、焼いたパンケーキの香り。
味わいはバランス良くエレガント。
*Beaune Clos de Mouches'83:オレンジのような果実味、蜂蜜を感じる濃密感あり
僅かにソーテルヌを思わせる素晴らしいワインでした。
*CM Les Amouresuses'81:タンニンがとれエレガント、完璧!驚異的!!!
#デザート、バランス良し!
 青柳様グループの皆様です。
 
小竹様:「レザムルーズ81!!
今日の料理は全てすばらしかったです!!!」
 森田様、富井様、平井様、近喰様です。
 
森田様:「そのワインも美味しく頂きましたが、Clos des Mouches'83はNo1で
Les Amoureuses'81も素晴らしかったです。」
「どの料理もレベル高く本当に素晴らしく、海の幸はバランス良く、太刀魚は火入れが絶妙で、コンソメは本当に美しく滋味深くNo1で、その後の鯛茶も最高でした。」
「美しいDrouhinにぴったりの美しく奥行深い料理の数々大満足でした。
そしてコンソメとシェリーのマリアージュは本当に素晴らしく感動しました。」
 
富井様:「夏の暑さに疲れた体にはやさしく、染み渡るお料理の数々で
すばらしかった。ワインの料理のマリアージュも最高でした。」
 
近喰様:「来たかいがありました。」
北村様、吉川様です。
 
北村様:「すべて素晴らしかったです。
中でも'90Clos des Mouchesに感動しました。」
「牛フィレ肉とLes Amoureusesの組み合わせがすばらしかった。」
「どの料理も夏の暑さに疲れた体に優しい、
且つ力をいただける素晴らしい料理です!!」
 
吉川様:「今日の料理はいつもよりとても美味しく
マリアージュが素晴らしかったです。
夏の疲れを癒す優しい料理でリフレッシュできました。
特にポトフとレザムルーズとのマリアージュ。
コンソメにドライシェリーを入れてさらに一味美味しく頂きました。」
90年と83年のクロ デ ムーシュのコルク!
20年超え、30年目でもパンパンに張った
長い上質なものでした^^
この素晴らしいコルクが、ワインを守ってくれていたのですね^^
感謝!!!です。
 
本日ご参加頂きました皆様、有難うございました。
喜んで頂ける確信は持っておりましたが、ここまで評価頂けるとは^^!
9月29日よりの[toratanuフランスワイン会ツアー]で
ドルーアン社の社長はじめ皆様に今日のワイン会の報告をし
喜んで頂きます!
有難うございました。


2013年8月17日土曜日

究極の持込ワイン会!!!

このブロブの題名の通り、ワイン古酒マニアの方々に
ご来店頂きますが^^、中でも飛び切りのマニアの方々の究極の持込ワイン会。
 

 

 
ドン ペリニョン レゼルヴ ド ラベイ1988年 
 シュヴァリエ モンラッシェ2003年ドメーヌ ラモネ
シュヴァリエ モンラッシェ2003年ドメーヌ ルフレーヴ
 シュヴァリエ モンラッシェ1998年ドメーヌ ドーヴネ
ミュジニ1986年ドメーヌ ジョルジュ ルーミエ
ミュジニ1955年メゾン ルロワ 
シャンベルタン クロ ド ベーズ1959年メゾン ルロワ
ご参加の皆様方
 皆様ご満悦のご様子^^
ご参加者の手作りケーキでお誕生お祝い^^!
ハッピー バースデイ ツーユー♪
ハッピー バースデイ ツーユー♪♪
ハッピー バースデイ♪♪♪ディアなぁちゃん~~~♪
ハッピー バースデイ ツーユー♪♪~~~!
お誕生日おめでとうございます!!!
 
toratanuからのお祝いは・・・
サーベルの代わりにグラスのステムでシャンパンをカットする
アトラクションをご覧に入れました^^
 
ご参加の皆様の本日の人気投票は・・・
トリのシャンベルタン クロ ド ベーズ1959年に集中していたようです。
シャンベルタン クロ ド ベーズをルロワは所有していませんので、
どこからか買い付けしているはずですが?・・・
最大所有者のピエール ダモワの作りではなく、
果実味の在り方が、アルマン ルソーではないかと・・・?!
思いを馳せてしまいました。
20世紀を代表する世紀の当たり年1959年
コルクの状態さえ問題なければ、後20年は私たちを楽しませてくれそうです^^
 
次回の究極の持込ワイン会は、
toratanu本年最終営業日、12月29日の開催予定です。
あの伝説の1937年2種の対決等
目も眩むようなラインアップです・・・。
 


2013年8月12日月曜日

極上ワイン会”ムルソー頂上対決&ジュヴシャン90年対決!!”

極上ワイン会:”ムルソー頂上対決&ジュヴシャン90年対決!!”

今回の極上ワイン会は、表題にもございますように、
ムルソーの2大巨頭、コント ラフォンvsコシュ デュリの対決、
赤は、ルイ ジャド作ジュヴレ シャンベルタン村畑違い3種1990年物
そして特級シャンベルタン1990年物ルイ ジャドvsルイ ラトゥールという趣向です。
 今回のワインのラインアップ・・・

ヴーヴ クリコ1989年
ムルソー レ ジュヌヴリエール1995年ドメーヌ デ コント ラフォン
ムルソー レ ルジョ1994年ドメーヌ コシュ デュリ
コルトン シャルルマーニュ1989年ドメーヌ ボノー デュ マルトレ
ジュヴレ シャンベルタン エストゥールネル サン ジャック1990年ドメーヌ ルイ ジャド
ジュヴレ シャンベルタン クロ サン ジャック1990年ドメーヌ ルイ ジャド
シャンベルタン1990年メゾン ルイ ジャド
シャンベルタン キュヴェ エリティエ ラトゥール1990年ドメーヌ ルイ ラトゥール


 ヴーヴ クリコ1989年

しなやかで繊細、微細な泡粒。
静謐なミネラル感、グレープフルーツのコンポート
辛口の切れ上がり。
  ムルソー レ ジュヌヴリエール1995年ドメーヌ デ コント ラフォン

グリーンを帯びたゴールドカラー
遅摘み真骨頂の色合い
ペリエール並みの緊張感のある厳しさ
やや閉じている
 ムルソー レ ルジョ1994年ドメーヌ コシュ デュリ

正に黄金をとかした色合い
コシュ デュり独特の新樽からのナッツ、ピーナッツ等の香ばしい香り
美しく純粋で高貴な液体
  コルトン シャルルマーニュ1989年ドメーヌ ボノー デュ マルトレ

夥しい脚
濃密で甘いクレーム、甘美なソフトクリーム
迸るミネラルは岩屑のニュアンス
現在、万人受けするCCではないが、
岩屑がマロンに変わるまであと20年を要するか!!?
  ジュヴレ シャンベルタン エストゥールネル サン ジャック1990年ドメーヌ ルイ ジャド

前CC同様、背斜谷の影響を受けエレガントな趣の色合い
繊細で軽やかな甘草、丁子の芳香
ス~~っと流れるような余韻の長さ
 ジュヴレ シャンベルタン クロ サン ジャック1990年ドメーヌ ルイ ジャド

迸る霊力、熱を帯びたような地力。
前者と隣り合う畑だが、「陰と陽」
これぞ!!真のジュヴシャンと言える圧倒的なボリューム感。
 シャンベルタン1990年メゾン ルイ ジャド

深みのある美しいガーネット色
圧倒的な豊満さ、包み込むようなボリューム感
そのスケール感にして緻密な目の詰まり。
血の鉄分、内蔵、ジビエの趣。
王のワイン!!!
 シャンベルタン キュヴェ エリティエ ラトゥール1990年ドメーヌ ルイ ラトゥール

淡いガーネット色。
前者とはタイプが異なるしなやかでエレガントな香り高さ。
背斜谷の影響を受ける畑の位置取りなのか?
興味深いテロワール

テタンジェ コント ド シャンパーニュ ロゼ1993年

とても煌びやかなサーモンピンク
極繊細な泡が止めどなく湧き上がる、美しい・・・
高貴ななミネラル
押し寄せる赤い果実

本日のお料理達・・・
 桃のサラダ ミント風味
 サーモン・ラングスティーヌとほうれん草のテリーヌ
秋刀魚のグリエ トマトフォンデュと軽いパスティスのブールブラン 
   仔羊の背肉のロティ タップナード風味
 農家製フロマージュ 
   冷やし塩ラーメン
 オレンジとグレープフルーツのスープ
紅茶風味のパパイヤのソルベ添え
 ご参加頂きました皆様有難うございました。
本日の裏テーマは、フランスワインのキャラクターを形成するのに
大変大きなファクターとなる”背斜谷”でした。
コルトン シャルルマーニュにおける、
アロース コルトン村側の「ル シャルルマーニュ」
ペルナン ヴェルジュレス村側の「アン シャルルマーニュ」
本日のCCはアン シャルルマーニュを代表する造り手ボノー デュ マルトレによるものでした。
”背斜谷”からの冷気を受けより繊細な綾を見せながら
熟成とともに複雑性を増し、より長期熟成の可能性を秘めていく・・・
赤のジュヴレ シャンベルタン村のプルミエ2種、
エストゥールネル サン ジャック&クロ サン ジャックも
”背斜谷”の影響を受けキャラクターが決まり、
グランクリュ シャンベルタンも同様に西側からの”背斜谷”からの影響で
より複雑性を増して偉大なヴァン ド ガルドとなっていきます。

次回の極上ワイン会は、ビアンヴニュ バタール モンラッシェ95年~82年までを
中心にお楽しみいただきます。