2014年3月18日火曜日

toratanuレア!ワイン会スペシャル会3月:”乳飲み仔豚ワイン会”

”スペイン・ピレネー産<乳飲み仔豚丸焼き>と<CC古酒の会>”
 
ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ ジェロボーム(3L)
コルトン シャルルマーニュ1995年ドメーヌ ルイ ジャド 
コルトン シャルルマーニュ1992年マグナム瓶/ドメーヌ ルイ ラトゥール 
コルトン シャルルマーニュ1990年ドメーヌ ルイ ラトゥール
コルトン シャルルマーニュ ラ ディアマン ジュビリー1990年ドメーヌ ルモワスネ
コルトン シャルルマーニュ1986年ドメーヌ ルイ ラトゥール

乳飲み仔豚を調味液(白ポルト酒、蜂蜜、フォンドヴォー等)
を塗りながら焼き上げているところ。
 筍のムース トリュフ風味
ブルターニュ産ブルーオマールのテリーヌ
20名様の会ですので、2頭ご用意しました。

クジを引いて頂き、お召し上がりの部位を決めました^^

 
 農家製フロマージュ
 筍と山菜のピラフ
苺のテリーヌ仕立て ヨーグルトソース
 
 

 
では皆様方のご意見をいくつか・・・
佐藤様ご夫妻、芝田様ご夫妻です。
 
佐藤様:「CC'86・・・バランスが良くてとても美味しかったです。」
 
佐藤様奥様:「仔豚がとても美味しかったです。
皮がパリパリなのを又食べたいです。」
田中様、吉川様です。
 
田中様:「コルトン’'95/'90/'86どれも美味しかったです。
仔豚おいしかったです。もっと皮がパリパリだともっと更に
おいしいかも。オマールのテリーヌも美味しかったです。」
 
吉川様:「仔豚の生命に感謝して美味しく頂きました。」
「今度仔豚の”肉肉の会”を企画して焼きたての湯気の出る
仔豚を頬張りたいです。先週の仔牛ともCCの古酒との相性は
バッチリでした。」
田中様、森田様です。
 
森田様:「どのワインもレベルが高く本当に素晴らしく甲乙つけ難かったです。
香りでは'89でバランスでは'90が文句なしでした。」
「ピレネー乳飲み仔豚ロティは本当に美味しく言うことなしでした。」
「本日も美味しいワイン、料理有難うございます。
そして追加サービスの'90エレガントで素晴らしかったです。」
富井様、平井先生です。
岡本先生ご夫妻、石井先生、松尾先生、大原 佳子様です。
 
T様:「'92は後から復活してきたような・・・。」
 
O様:「おいしかった~楽しかった~」
「仔豚良かったです!皮がパリパリで温かいのが今度は食べられたらもっと最高!」
 
K様:「CC'90おいしい~!」
「コブタちゃん丸焼きはじめて食しました。
皮のパリパリ感と肉のジューシーさがとても良かったです。」
 
ご参加頂きました皆様、有難うございました。
ワインは、92年マグナムがグラスに注いだ時は良かったのですが、
その後のチェックで、”登り調子”にならず、断念して、
(泣く泣く^^)90年を代替としていれました。
さて、本日のメイン食材、ピレネー産乳飲み仔豚ですが、
3~4時間かけじっくり火を入れながら焼き上げましたが、
切り分けている時に、やや冷めてしまったようです。
お出しする直前に今一度あぶり焼きをしたほうが良いですね。
次回リベンジの会を催します。
蜜の出まくった、CCとの相性は”言わずもがな”ですね。
命を捧げてくれた仔豚に感謝して、次回はもっと美味しく完璧に仕上げます!!
有難うございました。
 
P.S.
この仔豚の丸焼き、数名様から10名様以内で、
ご予約を頂き、焼き上がりをテーブルにドン!と
お出しし、お好きな部位をそのままお召し上がり頂くのが
良いかと思います。


2014年3月14日金曜日

極上ワイン会

2014年第二回極上ワイン会
 本日のワインのラインアップ
ヴーヴ クリコ ラ グランダム ロゼ1988年
ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ レ クラヴォワヨン1986年ドメーヌ ルフレーヴ
ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ レ コンベット1983年ドメーヌ ルフレーヴ
ヴォルネ プルミエ クリュ1991年ドメーヌ ミッシェル ラファルジュ
ヴォルネ プルミエ クリュ クロ デ シェーヌ1991年ドメーヌ ミッシェル ラファルジュ
シャンボール ミュジニ レ フレミエール1989年ドメーヌ ルロワ
シャンボール ミュジニ プルミエ クリュ1988年ドメーヌ ジョゼフ ドルーアン
クロ ド ヴージョ1976年ドメーヌ ジャン グロ
 ヴーヴ クリコ ラ グランダム ロゼ1988年
ご参加のお一人が来月ご結婚をされるということで^^
当初予定のドン ペリニョン1990年をアップグレードしました。
グランダム1988年は、ル クラッスマンの20世紀フランス100ワインに選出された極上酒
小さな赤い果実の結晶を織りなすこの佳酒は、
飲み切る刹那に・・・究極のコンソメジュレと変化いたしました。
 ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ レ クラヴォワヨン1986年ドメーヌ ルフレーヴ
エッジにグリーンを帯びた、煌めくイエローゴールド。
トロリとしたカラメルの芳香が、86年の特徴。
溢れ出す芳醇なミネラル蜂蜜。
神聖なシルクのコンポート。
コアントローが甘くけむる。
オレンジ風味の美味しいシフォンケーキ。
 ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ レ コンベット1983年ドメーヌ ルフレーヴ
グリーンを湛えたキラキラ輝くゴールド色。
意表を突くフリンティな香り。
レモンピールに蜜。
ブラインドではシャブリ グラン クリュ!?
温度の上昇と共に、オレンジピールが自己主張。
苦みが春の訪れを告げる。
ヴォルネ プルミエ クリュ1991年ドメーヌ ミッシェル ラファルジュ
エッジに錆色が浮かぶ。
正に今!咲き誇る白梅の香り、果梗のタンニンが暖かく感じる。
スーボワ、東洋のスパイス、旨みが豊かに拡がる。
含むと甘いタンニンの刺激が好ましく、焼いたシェーブルの芳香が
食欲をそそる。
アフターの小さい赤い果実がしみじみ旨い!

ヴォルネ プルミエ クリュ クロ デ シェーヌ1991年ドメーヌ ミッシェル ラファルジュ
前者より幾分深みのある色合い。
ツンとする甜菜煮。蜜煮した藁。
しなやかで繊細にしてシルキーな佇まい。ジワッと旨みが拡がる。
チェリーというより”佐藤錦”品格ある酸味が美しく主張。
麗しいVolnayの20年超物。
ここから十数年後の一段ギアの上がった姿が見たい。

シャンボール ミュジニ レ フレミエール1989年ドメーヌ ルロワ
綺麗に熟成を果たしオレンジを湛えた色調が素敵だ。
ハッとするような上から目線のキルシュ香、オードヴィーの甘く深い芳香、
マダムの顔が浮かぶ^^
含むとオードヴィーの強さと粗さは微塵もなく、
舌を包み込む高貴なガナッシュ。
愛らしいチェリードロップ!


 シャンボール ミュジニ プルミエ クリュ1988年ドメーヌ ジョゼフ ドルーア
Fremieresより若々しいルビーを湛えた色調。
色調とは裏腹に熟成によるアミノ酸がたっぷり。
ネットリした豊潤さに石灰からの美しくツンとお澄ましした
この村に求める美しさを備えている。
Volnayとの対比は面白い。
この畑はドルーアンファミリーの長女ヴェロニクの個人所有畑。
彼女の父ロベールが生まれたばかりの彼女にプレゼントした畑^^
クロ ド ヴージョ1976年ドメーヌ ジャン グロ
夕焼けオレンジを湛えたガーネット。
小さな赤い果実が小気味良く踊る。
76年は、'70/'72/'73/'74/'75と不作続きの後の”極暑い年”
オイルショックのダブルパンチで、疲弊した生産者は小躍りしたが、
余りにも暑過ぎ、タニック過ぎるワインができてしまった。
しかし、名匠ジャン グロ作のこのワイン、
果実味を綺麗にたっぷり残し、厚ぼったさが微塵もない。
一昨年の8月ミッシェルとこの61年物をカーヴで楽しんだが、
あの驚愕レベルまでは後、十数年必要。
 
 
本日のお料理達。
 
菜の花の入ったフォワ・グラのテリーヌ

海の幸のコンソメ仕立て
鮃と牡蠣とモリーユのパイケース詰
ゴルゴンゾーラ ドルチェソース 
香ばしく焼きあがったブレス鶏
ブレス鶏丸ごとロティ  トリュフの香るソース

農家製フロマージュ
特製らーめん 
生姜のスフレ
 
 
ご参加頂きました皆様、有難うございました。
今回の極上会は各々対比をお楽しみ頂きました。
ヴァンサン当時のピュリニー プルミエ クリュ1986年/1983年、
86年はヴィンテージ特徴が出ていましたが、
83年のフリンティ香には驚かされました。
ミッシェル ラファルジュの91年水平はクロ デ シェーヌの
シルキーな喉越しにウットリしました。
ルロワ vs ジョゼフ ドルーアンのシャンボール対決も
品格を競う素晴らしいものでした。
ジャングロ作クロヴジョは都合により対決ができませんでしたが、
76年という”暑い過ぎる”年に流石の逸品でした。
 
次回は・・・5月の予定ですが、
Batard/Bienvenues Batard Domaine Ramonetに焦点を当てます^^
是非お楽しみに。

2014年3月11日火曜日

toratanuレア!ワイン会3月会

”ルロワの見出した、メルキュレ1969年”
 
 
ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ3L
マコン ヴィラージュ ラ フォンテーヌ1988年メゾン ルイ ジャド
ジュヴレ シャンベルタン1989年メゾン ルイ ジャド
ヴォルネ プルミエ クリュ1992年ドメーヌ マルキ ダンジェルヴィル
メルキュレ1969年メゾン ルロワ
 サーモンとブロッコリーのテリーヌ
牡蠣グラタン
プーレ ジョーヌのコンフィ
 鮃のポワレ トマトソース
 牛タンと頬肉のシチュー
農家製フロマージュ
 菱餅3色ムース&桜のソルベ
 高橋様お父様、高橋様ご夫妻、磯崎様です。
 
高橋様:「今回は全体の流れというよりは、個々の素晴らしさが映えた
会でした。料理との相性もgoodでした。
連れてきた父もすべて満足していました、
思い出に残る会でしたネ!」
 芝田様ご夫妻、てつやさん、みゆきさんです。
 内山様、岡村様、瀬田様です。
 
内山様:「69年のワインを大切に愛情込めて
ご準備されている小口さんが印象的でした。
いつも希少なワインを有難うございます。」
 
岡村様:「お気に入りワインは、メルキュレと言いたいところですが、
マコン ヴィラージュ!
1969年の生まれ年のワインに再び出会えて感激です!!
又よろしくお願いいたします、」
 太宰様ご夫妻です。
 
ご主人:「ヴォルネ1er Cru'92やさしい熟成感が好みでした。
マコン ヴィラージュ'88マコンの白88年が美味しく飲めたのがおどろきです。」
 
奥様:「'69メルキュレ:メルキュレ自体あまり飲んだことのにワインだったし
'69というヴィンテージのワインもなかなか飲んだことがないものなので、
その若々しさにビックリ!!蛍のように命は短いワインでした。」
「冬の滋味をしみじみ味わいました。
タンと頬肉の煮込みはあり得ない組み合わせで幸せな味。」
「とらぬ狸のワナにどっぷりはまり込み、ブルゴーニュ貧乏の道を
突き進む今日この頃。毎回新しい発見に感動!!」
 山口様、山本先生です。
 
山口様:「ワイン、お食事おいしかったです。」
 
山本先生:「92赤一番しっかりしていた。
ありがとうございます。」
 鈴木様、三浦様、竹尾様、奥原様、永井親子様です。
 
鈴木様:「全体的に春らしい、深みがあるのに後味があっさりしていて、甘味のある
今までのワインというイメージが全く変わりました。
ワインで春を感じるなんて思ってもいませんでした。
色は濃いのに味はさっぱり。」
 
竹尾様:「本日は何といってもメルキュレ69年メゾン ルロワの赤がすごい香りと
牛タンとホホ肉のお料理にとても合って最高でした!
それと私は白ワインが好きなので本日の88年メゾン ルイ ジャドも
とてもコクがあって美味しい白ワンでした!
牡蠣のグラタンが白ワインと合ってとてもおいしかったです!
牛タンとホホ肉のお料理も肉が柔らかく、またソースが人参のムースが
入ってとてもさっぱりと美味しいソースで、パンにつけて全部頂きました!
本日もシェフ、ごちそうさまでした!
最後のサクラマスのお茶漬けも最高でした!」
 
奥原様:「メルキュレ1969年メゾン ルロワの香りの素晴らしさに感激しました。
3回目のワイン会ですが、いつも素晴らしいワインとお料理で、
良い時間を過ごせました。」
 
永井 悠真様:「白ワインがクリームチーズを食べたようなまろやかな風味で衝撃をうけました。
メルキュレはにおいをかいだ瞬間に脳内に幸せが広がり、今回のワイン会で出た赤ワインの
中で一番渋みがあったというのに、クセがなく後に残らない味に
感動しました。本当にお肉に合います!
本日は有難う御座いました。参加してよかったです!」
 
永井様:「メインのワインが私の誕生年の1年前のものでした。残念!!
でもとても豊潤で程よい酸味があり、とても美味しかったです。
香りだけでワインが楽しめることを改めて知りました。
いつも素晴らしいワインとお料理ありがとうございます。」
 森田様、富井様です。
 
森田様:「今日のライナップはどれも素晴らしく本当に良かったですが、
No1はd'Angervilleです。」
 春日様、吉川様です。
 
春日様:「初めての参加ですが楽しかったです。
美味しいワインとおいしいお食事、
相席の方も良い方ばかりで私もお仲間になれるように
がんばりたいです。」
 
吉川様:「今日は古酒三昧!
この会で'69ルロワがでるなんて・・・美味しかったです。
'88マコンは予想以上に蜜があって美味しかったです。」
 お誕生日の方がいらっしゃいます!
パッピー バースデイ ツーユー♪
ハッピー バースデイ ツーユー♪♪
ハッピー バースデイ♪♪♪
ディア~~
三浦さん♪♪♪
 テツヤさん♪♪♪ミユキさん♪♪♪
 高橋さん♪♪♪♪~~~~!
ハッピー バースデイ ツーユー♪♪♪
皆様お誕生日おめでとうございます!
この一年が皆様方にとりまして、健康で実り多い年で
ありますことを祈念申し上げます。
 
ご参加頂きました皆様、有難うございました!
まずは^^、マコン ヴィラージュには驚かれた事と思います。
四半世紀経ったマコン ヴィラージュ、程良い蜜の味で
ジャド社の造りの確かさを立証いたしました^^!
90年代中の小さな年、92年のマルキ ダンジェルヴィル、
カフェの芳香が素敵でした!
メインのルロワ メルキュレ69年はしっとりと落ち着き払った
老紳士の雰囲気を醸し出していました。
今回は正に、toratanu真骨頂!古酒の会でしたね。
有難うございました。
 


2014年3月5日水曜日

toratanuレア!ワイン会スペシャル2月会:”フランス・ソローニュ産森鳩ワイン会”

この冬最後のジビエの会です。
 
 ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ ジェロボーム(3L)
コルトン シャルルマーニュ1986年ドメーヌ ルイ ラトゥール
ヴォルネ プルミエ クリュ クロ デ シェーヌ1981年ドメーヌ ジョゼフ ドルーアン
グリオット シャンベルタン1981年ドメーヌ ジョゼフ ドルーアン
コルトン1980年ドメーヌ ボノー デュ マルトレ
 
本日のお料理達・・・
 キャヴィアのジュレ じゃが芋のクレーム添え
ほろほろ鳥とリ・ド・ヴォーのテリーヌ
茄子のコンフィ
 平鱸のブレゼ ノワゼット風味 赤ワインソース
 フランス・ソローニュ産ピジョン ラミエ ロティ
腿肉はサラダ仕立てで
 フランス農家製フロマージュ

冬野菜のリゾット

フルーツタルト

では、ご出席の皆様方のご感想をいくつか・・・
吉川様、佐藤様ご夫妻です。
 
吉川様:①グリオット シャンベルタン81年②コルトン80年
料理とのマリアージュが素晴らしかったです。
今日も美味しかったです。
森鳩とコルトン80年のマリアージュが素晴らしかったです。
 
佐藤様ご主人:グリオット81年・・・初め軽い感じがしましたが、
だんだんと開いてきて、良くなっていました。
コルトン80年・・・ピジョン・ラミエとのマリアージュ最高でした!
素晴らしかったです!!
 
奥様:キャヴィアのジュレが美味しかったです。又食べたい!!
ノワゼット風味赤ワインソース、コクがあって美味しかった。
森鳩の火入れ加減がとても良く、コルトン80年とバッチリ合っていました。
感動をありがとうございました。(オリンピック風)
松尾先生です。
永長様、清家様、柳川様です。
 
永長様:「良かったです。」
 
清家様:「この店は”白”と決めてます。」
 
柳川様:「Corton'80・・・ピーンと芯があります。
Volnay Clos des Chenes'81・・・本当の飲み頃、
ブーケにおいます!最高飲み頃⇒ダシ出てます。
ありがとうございました。
冬野菜リゾット、最高です。」
 
 
O様:「キャヴィアのジュレ じゃが芋のクレーム添えを
特盛で!!カレースプーンで食べたい!!」
「今日の食事も全部とてもおいしかったです!!」
 
 
ご参加頂きました皆様、有難うございました。
今季最後のジビエをお楽しみ頂きました。
80年代中の小さな年、81年でしたが、30年を越え
綺麗な良い熟成感でしたね。
又、皆様に仰って頂けましたが、森鳩とコルトン80年は
この上ないマリアージュでした^^!
滋味深い森鳩のトーンと、大地の香りを発散するコルトン80年・・・
良き出会いでした^^
こんな体験をすると・・!
古酒から離れられなくなるんです^^
お気を付け下さい・・・。