2014年8月19日火曜日

toratanuレア!ワイン会スペシャル会8月:真夏に旨いフランス鴨を食らう!!

フランス・シャラン鴨と充実ブル古酒の会
ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ 3L
エシェゾー1995年ドメーヌ ダニエル ボクネ
ポマール プルミエ クリュ レ ゼプノ1990年ドメーヌ ジョゼフ ドルーアン
ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ レ カズティエ1988年ドメーヌ セラファン
シャルム シャンベルタン1988年ドメーヌ セラファン
 
本日のお料理達・・・
 鈴木さんち焼きズッキーニとラタトゥイユ
とうきびガレットとフォワグラソテー
ポルト酒ソース 旬の冷野菜添え
 モンサンミッシェル・ムール貝とサーモンのテリーヌ
フランス・シャラン鴨バトー炭火焼
農家製フロマージュ
特製カツサンド
色とりどりのフルーツ カクテル仕立て
吉田様、竹尾様、鈴木様です。
 
竹尾様:「95年エシェゾーは香りが良いが、90年ポマールの方が
味がまとまっていて美味しい赤です!
しかし、88年のカズティエはそれよりも香りも味も落ち着きがあり
最高の赤でした!
鴨肉にも合って最高です!
私はいつも白ワイン派ですが赤も最高でした!」
「フォワグラソテーのソースが最高でした。
とうきびガレットが夏の香りと味がして良かったです。
本日のカツサンドも今まで食べたカツサンドでこれほどおしゃれな
カツサンドは食べたことがありません。
ソースも美味しくて最高なカツサンドでした。」
「私は白ワインの方が好きで、いつも白ワイン中心で
飲んでいますが、本日は赤ワインの良さを勉強させて頂きました。」
 
吉田様:「フォワグラ、鴨バトー最高でした!!
とてもゆったり楽しめました。
お野菜も季節が楽しめ本当に美味しかったです。
大好きな鴨肉も食べられて幸せです。」
 大原先生ご夫妻、松尾先生、石井先生です。
 須藤様です。
 吉田様、樋口様、上野様です。
 森田様、吉川様、富井様です。
 
森田様:「Serafinどちらも素晴らしく大満足でした。
EchezeauxもDrouhin Pommardも素晴らしく満足しました。
ズッキーニのグリエ美味しかったです。
本日もありがとうございました。」
 
O様:「鴨美味しかったです。
とうきびガレットも良かったです。
カツサンドはもう少し肉厚の方が良いですね。」
 
 
ご参加頂きました皆様有難うございました。
真夏に旨い鴨を喰らう会、ご堪能頂けましたでしょうか?!
良い鴨は、胸肉をずばっと外して、骨付きのまま炭火で焼き上げるのが
良いですね^^!
その形状が”船”に似ていることから、”バトー=船”「バトー焼き」
と言います。
骨ごと焼きますから、近火の強火で火が入れられ、
最高の火入れ具合が叶います^^!
今日のワインはナントいっても、
ドメーヌ カズティエの88年2種ですね。
ジュヴレ シャンベルタンのもっともアテにならない特級、シャルム シャンベルタンと
大変ポテンシャルの高い1級レ カズティエ対決!楽しかったですね。
ヴィンテージは1988年、当たり年と言われながら、
本当に良いものには中々出会えませんね^^
皆様のご感想は、最初”カズティエ”
その後”シャルム シャンベルタン”でした。
四半世紀を前にして、いま絶頂の!!2種のジュヴシャン、
素晴らしかったですね。
このワインを再び見つけるのに、8年を要しました。
苦労が報われました^^!
これだから”古酒”はやめられませんね。
 
有難うございました!!
 


2014年8月11日月曜日

究極の持ち込みワイン会

第二次世界大戦後の強大ネゴシャンの凄み!!!
1955/1949/1947還暦前後の巨なる主張!
 コルトン シャルルマーニュ2002年ドメーヌ ボノー デュ マルトレ
クロ ド タール1955年ヴァンダーミューレン
シャンベルタン1955年ヴァンダーミューレン
リシュブール1955年ヴァンダーミューレン
リシュブール1949年リジェ ベレール
リシュブール1947年リジェ ベレール
ミュジニ1947年ピエール アンドレ

 
コルトン シャルルマーニュ2002年ドメーヌ ボノー デュ マルトレ
コルトン シャルルマーニュ随一の造り手による溌剌とした逸品
クロ ド タール1955年ヴァンダーミューレン 
驚異的な濃密ガーネット
偉大なポムロルと見紛う
ポルト香たっぷりで、スプーンが立ちそうな位トロリ。
クロ ド タール史上圧倒的な酒質!   
シャンベルタン1955年ヴァンダーミューレン
 前者と比べると黄昏色、夕焼け色が美しい。
ツンとおすましのリコリスの主張
フィネスで迫る王のワイン
アフターは”赤の蜜”
リシュブール1955年ヴァンダーミューレン
 エッジの錆色を覆う夕焼け
微マデリゼのニュアンスを時間がオブラートに包んでくれる
スーボワの中にモロ”トリュフ”
大地の地熱を感じる
リシュブール1949年リジェ ベレール
 還暦を過ぎ、体躯で迫らず、ジワっと影響力を発揮
背筋の伸びた貴婦人然
スーボワキャンディからブラウンマッシュルーム
  
リシュブール1947年リジェ ベレール
 花梨のオードヴィー
正に目の覚める思いのフィネス
フランボワーズマジックのアフター
ミュジニ1947年ピエール アンドレ
 澄み切った冷たさを持つ、陰のワイン
舌を痺れさす小さな赤い果実の蜜
究極のブルゴーニュヴィンテージの凄みをいかんなく発揮
 
 
ご参加頂きました皆様本日も有難うございました。
昨年の最終営業日12月29日開催の
究極の持ち込みワイン会
の続編。
 
ドメーヌ元詰が常識となってきたのは、たかだかこの20年。
かつては、豊富な資金を武器に、造り手を回り試飲をし
最もよい樽を買い上げ、自社ブランドとしてリリースし、
益々大きくなっていったネゴシャン。
 
特に有名なのが今回登場のべルギーの”ヴァンダーミューレン”
ロマネ コンティ、ペトリュス、シャトー マルゴー、ディケム等
超一流の造り手を巡り、一番樽を買い上げ自社ブランドとしてリリース。
 
驚愕な経験としては、何度か試した、
Ch.マルゴー1947年物。
シャトー元詰ボトルVSヴァンダーミューレンボトル
いつも軍配はヴァンダーミューレンボトル!
そして今回のクロドタール1955年ヴァンダーミューレンは、
クロドタールのこの数十年で多分、、、圧倒的NO1酒質。
 
数十年の時を経て迎える、そのワインの絶頂期・・・!
しなやかで、なめらかでそして、したたか。
パワーでは押せなくても秘めた力は妖艶至極。
 
ご参加の皆様それぞれ異口同音に、
「目からウロコ」「覚醒」と仰られていました。
有難うございました。
守ってくれたコルクにも感謝です!!!