2015年8月12日水曜日

toratanuレア!ワイン会スペシャル8月会<真夏に鴨を屠り!!そして"M"に酔う・・・!>

飛び切りの"M"をメインにしたワイン会!!
<全てがメインを張れる!!オールスターワイン会>
 ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ アン マグナム NM
ピペ エイドシック キュヴェ レア1985年
 ムルソー プルミエ クリュ レ ジュヌヴリエール1989年メゾン ルモワスネ
ピュリニー モンラッシェ レ フォラティエール1982年メゾン ルモワスネ
ボーヌ プルミエ クリュ レ ブレッサンド1990年ドメーヌ フェヴレ
クロ ド ヴージョ1988年ドメーヌ フェヴレ
モンラッシェ1989年ドメーヌ バロン テナール/メゾン ルモワスネ
 ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ アン マグナム NM
ピペ エイドシック キュヴェ レア1985年
 ムルソー プルミエ クリュ レ ジュヌヴリエール1989年メゾン ルモワスネ
ピュリニー モンラッシェ レ フォラティエール1982年メゾン ルモワスネ
ボーヌ プルミエ クリュ レ ブレッサンド1990年ドメーヌ フェヴレ
クロ ド ヴージョ1988年ドメーヌ フェヴレ
モンラッシェ1989年ドメーヌ バロン テナール/メゾン ルモワスネ
 
 
本日のお料理達・・・
 奥会津・佐々木農園産トマトのカプレーゼ
 水蛸、ムール貝、牡蠣のサラダ仕立て
 ブランダードのブリュノワーズ セロリラヴとトリュフソース
 フランス・シャラン鴨のバトー焼き 赤ワインソース
 フランス農家製チーズ
 フルールドーブラックと佐々木さんちのトマトのミートソース
 キャラメル風味のレアチーズケーキ


ご参加頂きました皆様、本日も有難うございました。
昨年の8月に引き続き、<真夏にフランスシャラン鴨を喰らう!!>会でした。
メインマリアージュは、この鴨に合わせ、ドメーヌ フェヴレのクロ ド ヴージョ1988年です。
このクロヴジョ、20年前に既に出色の銘酒として名を馳せていましたが、
飲み頃を誤ると中々感動の出来ない難しい酒です。
四半世紀が過ぎ、そろそろ本領発揮してくれる頃、満を持しての出展です^^!
ワインの状態が頗る良く、森の下ばえを感じるまでには時間が必要な感じでしたが、
しっとりと落ち着いた旨味が全体を支配し、小さくきびきびとした赤い果実が跳ね合い
うまみ成分が、シャラン鴨の美味しい脂と共鳴する
素晴らしいマリアージュを見せてくれました^^
その前座の、ボーヌ プルミエ クリュ レ ブレッサンドの大らかな果実味も
”素晴らしい旨味の口慣らし”となりました。
 
さて、出だしに戻りますが^^、
いつものポル ロジェの後の、2種目のシャンパーニュ、
ピペ エイドシック キュヴェ レア1985年、じっくり1本を楽しみたい銘酒ですね!
30年目に入り、こっくりとしたフランス栗のニュアンスが前面に出た、
温度が上がるほどにその肉厚でありながら、酸のキレを有す、
圧倒的なバランスの良さと甘さが◎の佳酒!でした。
 
白2種は、いずれもルモワスネの極上の古酒!
89年ジュヌヴリエール&82年フォラティエール、
いずれも古酒のお手本に成り得る優れものでした^^!
 
そして!!!本日のワイン会のメインを張る!
モンラッシェ1989年ドメーヌ バロン テナール/メゾン ルモワスネ
圧倒的なトータルバランスに優れた、極上酒です。
 
しかし・・・!飲んだ方しかわかりません(^^; ^^!
 
 
35度を超える過酷な酷暑の中、その唯一無二な存在感を誇る、
特別中の特別な、"モンラッシェ"でした。
 
 
こんなワイン会は、そうそう開催できませんが、
何回でもコミットメント致します!!
<口に入るものは、すべてがその瞬間で結果が出ます!!!>
 
 
有難うございました。

toratanuレア!ワイン会8月会

真夏の白のみワイン会!!
 ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ NM マグナム
ブランケン キュヴェ ディアマン NM
サン トーバン プルミエ クリュ1993年ドメーヌ トランシュ フレール
シャサーニュ モンラッシェ プルミエ クリュ レ シュヌヴォット1998年メゾン ルイ ラトゥール
ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ クロ ド ラルロ1995年ドメーヌ ド ラルロ
 
本日のお料理達・・・
 オードヴル ヴァリエ
エスカルゴ、厚岸村井さんちの殻付牡蠣フライ、江別鈴木さんちのズッキーニ網焼き、
モンサンミッシェル産ムール貝ワイン蒸し、仏産小鴨と鳩のパテ。
 沖縄産アグー豚パン粉焼き
フランス農家製チーズ
カマンベール、エポワッス
 稲庭うどん
 生メロンアイスクリーム
 
 
ご参加頂きました方のご感想をいくつか・・・
 
竹尾様:暑いのでポル ロジェのシャンパンがいつもより美味しかったです!
ブランケンのシャンパンもキレがあり、食事に合う良いシャンパンでした!
サントーバンもどっしりしていて、肉料理に合いました!
牡蠣フライが大きくて、とても美味しかったです。シャンパンにも良く合って最高でした!
エスカルゴも良いですね^^
本日も厚い中来店して良かったです!
素晴らしいシャンパンと白ワイン、素晴らしく美味しいお料理で
とても元気を頂きました。
 
奥原様:本日もワインお料理と最高でした!!
楽しいお話もできてとても良い時間を過ごせました!!
 
高橋様:夏らしいシャンパン2種+白3種とっても素敵でした。
真夏の照り返しの中、爽やかなひと時を過ごせました。
 
 
ご参加頂きました皆様、本日の有難うございました!!
ハウスシャンパーニュ、ポル ロジェに続き、
もう1種のシャンパーニュ、ブランケン キュヴェ ディアマン、
ブランケン ポメリーという、比較的新しく再編された
巨大シャンパーニュグループ(販売量世界第2位)の
中核キュヴェです。
元々、エイドシック モノポールというシャンパーニュの
キュヴェである、<ディアマン ブルー>を切り取り、
別シリーズにしたものです。
キレのある良いシャンパーニュでした。
 
白1種目は、「秘めたる宝石」と言われる、サントーバン村の1級畑もの。
20年超えの熟成を果たし、重厚な旨さに美しい酸を残し、
素晴らしく充実した1本でした。
白2種目は、そのサントーバン村の東隣の畑、シャサーニュ モンラッシェ1級シュヌヴォット1998年、
こちらはちょうど飲み頃に入り品格を感じる佳酒でした。
白3種目も激レアワインで、珍しいニュイ サン ジョルジュの1級古酒、
村は南隣のプレモー村からの物。
20年の熟成を経て、当初のニュイ白の<癖>はうまみ成分に変換され、
飛び切り素晴らしい逸品となっていました。
 
ご参加頂きました皆様にもお書き頂きましたが、夏には良い白!!ですね^^!
有難うございました。
次回は9月6日(日)17時~です。
 


2015年8月7日金曜日

1959年物極上シャンパーニュの凄味!!

今年で56歳を迎える、シャンパーニュ殿下!
 
Joseph Perrier Cuvee Royale1959
<ジョゼフ ペリエ キュヴェ ロワイヤル1959年>
 
 
ジョゼフ ペリエというシャンパーニュメゾン、
日本ではあまり知られてはおりませんが、
1825年創業の知る人ぞ知る超名門のメゾンです。
 
キョヴェ ロワイヤルと名乗るのは、早い時期から
英国王室御用達として名を馳せ、ヴィクトリア女王は
このシャンパーニュしか飲まず、エリザベス女王もこれにならった位なのです。
 
さて、今回のジョゼフ ペリエ キュヴェ ロワイヤル1959年ですが、
1959年はフランス全土で素晴らしい当たり年になった、究極のヴィンテージで、
ボルドーの第一級シャトーは今やっと飲み頃になったところで、
ブルゴーニュの著名ワインも今花開いています。
 
では泡物のシャンパーニュは如何??
という疑問にぶつかりますが・・・!
 
半世紀を超え、1本1本すべて状態が違うと考えるのが正解だと思います。
まず外観からは、色が濃くなく、あくまでも透明で、
きらびやかな液体に見えるかどうかがポイントです。
 
このシャンパーニュ殿下、液面もパーフェクトで、
微塵の濁りもなく、艶やかな面持ち^^
今一度色をご覧ください。
実際よりもやや濃く映っておりますが、美しくねっとりしたアンバーカラーです。
二つのグラスは、小さいほうがロブマイヤー・バレリーナ、
大きい方がラ マルヌ グラン ブラン。
いずれも<手ふき>の世界に冠たる逸品です。
このシャンパーニュ殿下をお二人でお召し上がりの”幸せ者”の方に、
このグラスいずれがお好みか?、時系列でお伺いすると、
お一人の方は、終始ラ マルヌ グラン ブラン(大きい方)、
もうお一人の方は、初めはロブマイヤー・バレリーナ、
そして最終結論は、ラ マルヌ グラン ブラン!
今年で56歳のシャンパーニュ殿下が、ラ マルヌ グラン ブランの
大きなグラスの中で3時間以上微動だにせずに<持ち堪える!!>
 
正に驚愕に次ぐ、驚愕!!です。
 
とろりとした、高貴な液体は、微量であっても口中を支配します。
泡の立ち上がりは希薄ですが、舌を心地よく刺激をしてくれます。
その芳香は、凍てつくパリの街角で売っている<フランス栗>を
<クレーム ブリュレ>にした感じ^^
その泰然自若さに圧倒されながら、幸せ感に浸ることができます。
 
この危険なシャンパーニュ殿下!
一度足を踏み込むと後戻りできません^^
是非ご用心くださいませ。
 
10月吉日、このJoseph Perrier Cuvee Royale1959を
メインに置いた、シャンパーニュ古酒ワイン会を開催いたします。
要ご覚悟!!